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★高台から見たボージバサ、1つのアシュラムとゲストハウス、瞑想場などがガンガー沿いにある

101日の日記より)

 ボージバサからゴームクまでは、更に4㎞ある。

道は次第に岩が多くなってきて、歩きにくくなってきた。足首を痛めないように注意しながら黙々と歩き続けた。たったの4㎞なのだが、足場の悪さと空気の薄さで、ボージバサまでの様な訳にはいかない。本当はハイカットのハイキングブーツが理想だが、旅の後半は南で過ごすことも考えて、行動しやすいローカットのブーツを履いてきた。何はともあれ怪我をしないように注意深く歩いた。

1時間20分ほど歩くとゴームクらしきサインが現れ、開けた場所にシヴァの簡素なお寺を見つけた。歩き疲れた人々がそこで休息をとっており、遠く先に、確かにゴームクの氷河が見えた。

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私は5分間ほどの休憩をとってからすぐにまた歩き始めた。歩いていると暑いが、気温は12度くらいだから動かずにいると体が冷えてしまうし、歩き続けるほうがリズムを保てて楽なのだ。そこから更に氷河まで歩く。私の少し後に、スワミ(お坊さん)の御一行も、氷河に向けて歩き始めていた。

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勢いよく流れるガンガーを右手に、岩をよじ登ったりくぐったりしながら、更に険しい道を進んだ。足を踏み外したら危ないので、細心の注意を払いつつ足場を選ぶ。ナイフのようにシャープな岩がそこら中に転がっていて、岩をよじ登るとき触ると危ないので、手のやり場にも注意した。すると、前からやってきた全身白の衣装をまとった巡礼風の男性が、「Om Namah Shivaya(オーム ナマ シヴァ―ヤ」と唱えながら足を進めていた。それまで私の頭の中ではずっとキールタンが流れていたが、それをきっかけに、私も「Om Namah Shivaya」とマントラを唱え始めた。深く吸って、吐く息で「Om Namah Shivaya」と唱えることを、延々と続けた。だんだんと、それは瞑想になり、心が鎮まった。呼吸と体の動きが一つになり、「Om Namah Shivaya」のバイブレーションに包まれていった。(続く)


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★シヴァリンガというシヴァ神のシャクティ(エネルギー)を表すシンボルが道端に何か所もある。プレートにはこう書いてある。
「山に何も置いていかないでください。何故ならシヴァ神は与える存在であり、受け取る存在ではないからです。何かをシヴァ神に与えたいのであれば、あなたのもっている今現在、そして未来にかけての悪い癖を捨て去り、彼からのBlessing(祝福)を得て下さい。」

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ゴームクへの道⑥~シヴァ神からの洗礼~

ゴームクへの道④~巡礼の道~