101日の日記より)

 険しい道を1時間ほど歩くと、ついにゴームク、ガンガー(ガンジス河)の源流が見えた。大牛の口のようにぽっかりと空いた氷河の大穴から、水が絶え間なく流れ出てきている。これがゴームク!ガンガーの源だ!(標高3892m

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私は大きな岩に座り、景色を眺めた。聳え立つ氷河、人工的に汚されていないピュアな水流、澄んだ空気、晴れ渡った空。

そして、マントラを唱えた。

Om tryambakam yajamahe sugandhim pustivardhanam

urvaarukamiva bandhanaanmrtyormuksiiyamaa mrtaat x36

Om Shantih, Shantih, Shantih.

 
全ての人が幸せで、健康でありますように。皆の命が輝いていますように。
家族や身近な人を思い出しながら、一言一言唱えた。隣人の隣人、地球の裏側のまだ見ぬすべての人にまで、想いが届くように唱えた。
唱え始めるとすぐに、私の目から涙が流れていた。意味は分からない。悲しい訳ではないし、感情的でもない。それはきっと、魂の流す涙だと思った。そして、12年前にヒマラヤを訪れてから少しも想いが薄れることなく、ヒマラヤに帰りたいと思い続ける気持ちの訳がようやく分かった。確信に変わった。ここは私のルーツ、魂が、帰ってきたことを喜んでいるんだと。(続く)

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ゴームクへの道⑦~シヴァ神からの洗礼(続き)~

ゴームクへの道⑤~氷河を臨む~