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インドでは、その土地の土着の神様にプージャ(祈りの儀式)を捧げる。南インドでは石に宿る神様にプージャを捧げることが多い。

※Arati教室の「南インド・アーユルヴェーダ癒しと学びの旅(8日間)」が終了しました。帰国した生徒さんから滞在の感想が届きましたのでご覧ください。


アーユルヴェーダの勉強がしたいと思ったのがきっかけで昨年10月から基礎講座を受講し、今年、教室主催の「南インド・癒しと学びの旅」に参加させていただきました。

今まで私は、不規則な生活、乱れた食生活、物質的な慾望に囚われ、心や身体が乱れても仕方がないと自分に無関心でした。なかなか素直になれず感謝も出来ず、人の気持ちに鈍感で知らない間に傷つけ、自分が原因で起きたことも責任転嫁してしまう、心の弱さがありました。こんな自分を好きになれない。
アーユルヴェーダの基礎講座で心と身体の繋がりやダルマについて、自然に生かされていること、医食同源などとても興味深く、はっとする内容も沢山ありました。学びを深めハッピーな生活を送りたいと思いました。

インドへは直感で行くと決めましたが、自分への興味や課題が見えてきて、インドに行く前に和代先生の個別コンサルテーションを受けました。先生は私の悩みを受け止めて心暖まるアドバイスをくださいました。
心因的ストレスによりヴァータやピッタが乱れると自律神経が乱れ、冷えや疲労感、過食などにつながっていること。
自分を愛すること。人のために生きられるのは幸せなこと。健康はとてもありがたいこと。
私の心の癖で、よく自虐的な考え方をしてしまいますが、字のとおり自分を虐待していることに気づかされました。自分を虐待…こんな恐ろしいことから早く抜け出したい、もっと心身ともに健康にハッピーな生き方をしたい!!
そこからインドに行くまでに、自分自身を知ること(食事、生活、精神面の日記をつける)、基礎講座で学んだことを復習しました。

そしていよいよ出発の日。関空を出発してから南インドのクヌールという町にあるクリニックに到着するまでは緊張が続きました。渡航前の睡眠不足に加え、最寄りの空港からクリニックまでの平地の暑さに少しバテてしまいましたが、途中のチャイ屋さんで温かいチャイを頂くと身体がすっきりしたことに驚きました。
長時間の移動でヴァータ(冷性・乾性)が増加しているのを温かいチャイ(温性・油性)が沈めて(バランスをとって)くれたからと教わり、日々の体調の変化と上手く付き合うってこういうことかと体感できました。

クリニックに到着した翌朝、人生で初めての経験をしました。
小鳥の歌声に包まれてなんとも爽やかで清々しく目が覚めたのです。
日本では目覚ましを2つ準備しても全く聞こえないときもあり、友人にも太鼓判を捺されるほどの寝起きの悪さだったのに、別人のように起きられたのです。
部屋の外に出ると目の前に朝焼けが。刻々と変化し目の前の高さから御来光を毎日拝める幸せに、一日の活力がみなぎりました。毎日違った朝の景色は、今日しかない今日を丁寧に生きないとと思わせてくれました。(続きを読むへ)

朝からカーリー先生のヨガでしっかり身体を動かし、インドラーニが愛情込めて作ってくれた美味しいお食事をいただきました。ベジタリアンの生活に慣れるか心配でしたが、全て美味しくて大満足でした。仲間と一緒にいただくと心の奥底にも滋養が行き渡りました。日本では感情のまま暴飲暴食をしていたのに、間食しなくても平気な自分にびっくりしました。
また、一週間の滞在で、悪玉コレステロールが155→130になったことにも驚きました。日本での食事も添加物や農薬などできる限り減らし、新鮮で滋養の高い食材を選ぶ力を養いたいと思いました。仲間からも身体に良い情報を交換をして、勉強になりました。
私たちの為にインドラーニが菜園で育ったお野菜を愛おしそうに採る姿や、ご夫婦でお料理を盛り付けてくれるときの優しい顔が大好きで、心がほっこりしました。

セラピストの方々がトリートメントをしてくれて、日々の身体の微細な変化(今日は肩が凝るなど)に気づいて的確に凝りをほぐし詰まりを流してくれました。
初めて受けた、4ハンドのトリートメント。呼吸に合わせリズミカルで左右対称のトリートメントも至福の時間でした。1日2回も受けられて、贅沢すぎました。

treatmentby4hands

そして、この旅で楽しみにしていた、ドクターとのコンサルテーション。
毎日15分、一人一人時間をつくってくださいました。今日の体調などの問診、脈診や舌をみてくれた後、検査結果や薬の説明をしてくださったり、一日の生活や食習慣などのアドバイスや心を健康に導くお言葉をいただきました。
幸い身体的な健康状態に問題はなく、慢性的な冷えや鼻づまりも、ドクター処方の薬や毎日のトリートメントなどのお陰で気にならなくなりました。
あとは心の健康!

インドまでの2ヵ月を振り返り、自分の歴史を辿り、その時の自分の感情をみつめたり、周りに居てくれた人たちのことを考えました。沢山の方々が愛情をもって接してくれ、辛いとき支えてくれました。まずは素直に気持ちを受け取ったり、感謝できる自分になりたい。
ドクターに打ち明けると、自分と正面から向き合い信じ抜くこと、信念をもって良いことを積み重ねていくと更に良いことが起こっていくから、毎日を丁寧に愛をもって生きることが大切だと教えて頂きました。
自分と向き合うには瞑想やチャンティングが有効で、夕方の瞑想では心を解放する時間でした。普段と違い自分と正面から向き合える環境で、雑念はよく過りましたが、客観的に自分をみつめたりすっきりした感覚を味わいました。また、マントラを唱えたり聞くと、すーっと気持ちが落ち着きました。日本に帰ってからも毎日心の浄化をして心にゆとりをもって。信念を強く持ちながら、自然の恵みと周りの方々に感謝をして新鮮な気持ちで過ごしたいです。そして、私はこの状況のなか、精一杯自分のすべきことを心を込めてさせていただくことから、私のダルマ(生きる道・使命)が見つかる気がしました。

インドでの素晴らしい環境は、私の凝り固まった心をほどいてくれました。
アーユルヴェーダを学び、より良く生きるための道標を得ることができました。インドに来られたことが奇跡で、このような機会をくださった和代先生、ドクター、クリニックの皆様、一緒に旅をした仲間たちに感謝の気持ちでいっぱいです。貴重な経験をさせていただきました。この感動を心に刻んで、愛溢れる人生を送りたいです。
ありがとうございました。

The difference is beauty(違いは美しさ)

アーユルヴェーダドクターのコンサルテーション