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pittaskineatenbud
腫れあがった腕、酷い痒みと腫れが全身に広がったが、ハイビスカスの蕾が癒してくれた

※Arati教室主催の「アーユルヴェーダ癒しと学びの旅」が終了し、生徒さんが帰国されました。和代は施設に残りパンチャカルマを体験しています。

パーゲーション(浄化)が終わると、ゆっくりと食事が通常に戻り、更に心身の浄化を進めたり、滋養を与えたりするトリートメントに入る。それぞれのドーシャの乱れ、病気の症状に合わせた治療が開始される。

私の場合は、まずUdvartanamというボディスクラブが始まった。
これは熱性の豆(ホースグラム)や種(ディルシード)などをミックスした粉をオイルを塗った体全身にまぶし、力強く全身に圧力を与えながら行うマッサージトリートメントだ。ウエイトロス(痩身)や体の老廃物、過剰な熱を排出するためにも行われる。私の場合は、長年酷使し続けてきた関節に溜まってしまった中程度のアーマ(未消化の老廃物等)を排出するため、いわば関節のお掃除のために行われた。

しかし、消化力が弱っていた私の体には、熱の蓄積があり、それが熱性のスクラブに反応してひどい痒みをもたらした。
痒みはトリートメントが始まって10分もしないうちに始まった。トリートメントの半ばあたりで低いうめき声がもれはじめ、次第に心拍数が早くなった。45分間のトリートメントが終わってすぐにシャワールームへ。体中の粉を即座に流してもらうと、全身の皮膚がぼこぼこに腫れ上がっていた。ぎょっ!とした私を見て、セラピストが慌てて部屋を飛び出した。

手早くシャワーでスクラブを流した後、すぐに全身に薬用のココナッツオイルを塗ってもらった。そしてさっき部屋を飛び出して行ったセラピストがフレッシュリンゴジュースを持ってきた。それを飲むと痒みがす~っと落ち着いて、心も落ち着いた。ココナッツオイルが全身をクールダウンしていき、少し落ち着いた私をセラピストが部屋に連れ戻してくれた。
椅子に座って呼吸を整えて、痒みが少しずつ減っていくのを感じていると、またセラピストがやってきて、庭のハイビスカスの蕾をとって食べるよう促した。

「え?ハイビスカスの蕾を食べるの??」

不思議な気分だったが言われるままに食べてみた。
すると、オクラのようなねっとり感とたんぱくな味で、何とも美味しいではないか。きっと目隠しして食べたらオクラと間違えるかも。実はハイビスカスは熱を冷ます効果があるらしい。
リンゴジュースにココナッツオイル、ハイビスカスのお陰で、全身の腫れとひどい痒み、呼吸の乱れは1時間も経たないうちにほぼ収まった。

体に苦痛をもたらしたのも、それを癒したのも、どちらも自然の力のみで、化学的なものは何もない。苦痛こそ経験したが、それは私の体の過剰な熱のせい。熱の蓄積が無い人は同じスクラブを受けても肌は痒みを起こさない。
自然の力に自分の体の状態を気付かせてもらった感じだ。そして、その苦痛を受け入れて、自分自身の学びを得た後は、またちゃんと自然が癒してくれる。

アーユルヴェーダは本当に多くを学ばせてくれる。
これからもアーユルヴェーダを通して、自己の学びを重ねていきたいと感じた出来事だった。

budshibiscus
<続く>

※Arati教室のアーユルヴェーダ実践基礎講座の次回開講は、2017年秋を予定します。お問い合わせは随時お受けしております。講座の詳細はこちらです。

パンチャカルマ体験⑥

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