festival1festival2
★近所の村でフェスティバルが開催されて、招待されたドクターと共に村を訪問した。お祝いの料理を勧められたが、パンチャカルマ中なので丁寧にお断りして、神様へのお供え物の豆のスイーツを少々頂いた。大変美味でした。

※Arati教室主催の「アーユルヴェーダ癒しと学びの旅」が終了し、生徒さんが帰国されました。和代は施設に残りパンチャカルマを体験しています。

パンチャカルマも終盤を迎えた。
ナスヤムのダイナミックな浄化が起こってから数日後も、様々なトリートメントが続いている。

振り返ってみよう。まず、スネハパーナム(薬用のギーを4日間かけて飲んだ後に、体内の消化管に集められた毒素を含んだギーを、小腸から根こそぎ排出する浄化法)を行った。その後、ウドゥヴァルタナムというボディスクラブマッサージで、全身の関節のお掃除をして、ナスヤム(点鼻の浄化法)で頭部のカパ(粘液)を減らす浄化を行った。あらかた浄化がすんでスッカラカンになった体に、ピジッチル(薬用のオイル5Lを全身に浴びるオイルバス)や、ヴァスティ(大腸に薬用オイルを入れて数時間ホールド後に出す)などを行って、体の隅々まで滋養を満たした(滋養を満たしながら残りカスのアーマ(未消化物・毒素)も浄化した)。
オイルバスなどでは、特に体の弱い部分に十分な栄養を与え、問題が起こりにくい強い体にして免疫も強くする。ドクター曰く、新しい免疫が作られるのだとか。時にこのオイルバスを受けると体重が増えることがあるのだが(ドライなスポンジが水を一気に吸収する原理に似ている)、今回私のたっての願いで、体重の増やさずに滋養を与えるオイルを使ってもらった。お陰で通常7日間のオイルバスで1~1.5kg増えてしまうところ、今回は1kg未満ですんだ。とはいえ、その前に数キロ減らしてはいるのだが。

解毒した後の空っぽの体に十分な滋養を与えることは、パンチャカルマの後処置のもっとも重要なポイントだ。それがきちんと行われれば、病気や不調がぶり返さない。ここで患者の状態を的確にとらえて、必要なトリートメントを与えることができるかどうかが、ドクターの腕の見せ所なのだ。浄化がうまくできていないうちに滋養を与えてもいけないし、滋養を与えすぎてもいけない。今回、我がドクターは素晴らしい腕を見せてくれ、4週間のパンチャカルマは大成功だと言ってくれた。

パンチャカルマが始まる前、クリニックに到着した次の日に血液検査を受けて、到着時の健康状態を調べた。そしてパンチャカルマが終わる時にも、また血液検査を受けた。
私はヘモグロビンが少々少な目なのと、尿酸値が低い事が問題だったが(ベジタリアンに起こりやすい傾向)、どちらも滞在中に平常値になった。また白血球の数が平常値内でありながら多めだったのと、アレルギー反応の数値が高めだったが、どちらも素晴らしく下がった。今杉花粉が飛んでも、きっと症状は出ないと思う。そしてコレステロール値が整って、文句なしの数値になった。しかし、これらの結果を生み出すためにパンチャカルマをしたわけではない。パンチャカルマをした結果、自然に体全体のバランスが整って、数値が改善したのだ。

アーユルヴェーダは、治療よりも予防に重きを置く医学だ(素晴らしい治療法が多々あるが、予防が大事だと強く勧めている)。パンチャカルマを年に一度行うことで、心身をくまなく浄化して滋養を与え、病気を未然に防ぐ。こんな素晴らしい予防医学があることを、世界中の多くの人に知ってもらいたい。そして、病気や不調で苦しんでいる人たちに、生きる希望を持ってもらいたい。
今回も、素晴らしい経験をさせて頂き、ドクターやクリニックのスタッフみんなに心から感謝している。そして、その体験を多くの人とシェアして、また生徒さんやアーユルヴェーダを体験したい人達と戻ってきたいと思う。

来年もGW期間中にツアーを催行することになった。
これからも、日本でアーユルヴェーダを学ぶ人達と、インドのアーユルヴェーダのスペシャリスト達とを繋ぐ懸け橋であれるよう精進していきたいと思う。

パンチャカルマ日記は終わりますが、和代のインド滞在記はもう少し続きます。
この続きは「インド日記'17」でご覧ください。

Om S'anti.

<続く>

南インド・ケララ州のフォートコーチンに到着

パンチャカルマ体験⑥