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※Arati教室主催の「アーユルヴェーダ癒しと学びの旅」が終了し、生徒さんが帰国されました。和代は施設に残り4週間のパンチャカルマを体験、その後北へ北上、この旅最後の地となるヒマラヤの町ダラムサラにきています。

budha

ティーチングは、6月5日から三日間に渡って開催された。
本日最終日を迎えて、三日間の学びを振り返っている。

今回のティーチングの内容は、「The 37 practices of Bodhisattvas」、そして「Commentary on the awakening mind」というものだった。チベット仏教で伝えていることと、ヨーガの教えを重ねてみると、共通することは多々ある。「神」の存在に関しては異なる見解を持つが、全ての宗教が目指す一番大切なことを確かにシェアしている。

それは、Love(愛), Compassion(思いやり), Contentment(満足), Tolerance(寛容), Self-discipline(自己鍛錬)といったこと。そしてダライ・ラマ法王は、「全ての宗教は尊重されるべきであり、他とのハーモニーが大切なのだ」と言われた。これもヨーガと共通する価値観で、ヨーガは他と争わない。他を尊重し、排除することなく、それをそれとして存在することの自由を与える。他と自分をネガティブな思考によって比較することなく、自分の内を見つめて精神性を高めていく。全ての宗教はそうあるべきだと思う。宗教は怖がるものではないし、無知によって否定されるべきものでもない。様々な宗教に、人を幸福へと導く教えがあると信じたい。

法王は大切なメッセージを下さった。
私の中に響いた言葉だ。

「ただ祈ったりマントラを唱えたりするだけではなくて、テキストを熟読して、真実に気付くことが大事です。先生の言葉を聞いたり、ただ本を読むだけでは不十分です。教えを鵜吞みにせずに自ら考えなさい。知性をもって学び、自分自身の成長を自ら感じなさい。」

ヨーガの学びの初期の段階では、例えばマントラは、意味が分からなくても唱えるだけで良いカルマを積むことができる、とか、意味は分からなくても良いとか言われたりする。でも、ある程度の修習を積んだら、そこから学びや修習のレベルを上げていかなければならない。これは私自身もそうだし、教室を運営するものとしても、肝に銘じなければいけないことだ。より深い学びのチャンスを生徒さんたちに提供したり、継続して本質的な学びを得られるチャンスを様々なレベルの生徒さんたちに対して提供していくことはとても大切なことだ。思ってはいても、日々目先のことでいっぱいいっぱいになりがちなのだけれど。

そして、モダン社会で失われつつある伝統的なことも大切にしなさいと仰った。私たちの文化、伝統、受け継がれてきた技、日本にも素晴らしいものがたくさんある。世界中の素晴らしい伝統や文化が、後世へと受け継がれて欲しいと思う。

5日間のダラムサラ(滞在したのはダラムコットだが)の滞在が終わり、これからまた夜行バスでデリーに向かう。そして三日後には日本。長い事日本を留守にしている気分だ。留守を預かって下さっている先生方には感謝でいっぱいです。先生方、生徒さん方、もうすぐ戻ります。

Om S'anti.

旅の終わりに ~デリーにて~

ダライ・ラマ法王のティーチング(法話会)①