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冬は自然界のヴァータ(風)の質が優勢になる季節です。
ヴァータのエネルギーは、乾性、冷性、動性などで、それは正に冬の冷たくてドライな空っ風です。冬の風にあたっていると、体がドライになり潤いが奪われ、循環器系の問題が起こりやすくなります。また関節の潤いが奪われて痛みが起こりやすくなったりもします。
最近ヨガ教室でも、関節の痛みや、古傷が痛むなどのお声が聞こえてきます。そういう私も昔痛めた膝が痛みだしています。気を付けないといけませんね~(><)。

ヴァータが増え過ぎたこと(ドライになっている)で起こる関節炎には、体に滋養を与えることで対処します。代表的なアーユルヴェーダの処置は、キュアリングしたゴマサラダ油を人肌に温めて患部にマッサージすることです。この時、オイルをたっぷりと患部に浸透させることが大切です。500円玉くらいの量を掌にとって、間接にしっかりと刷り込みましょう。痛みを予防するためにも有効ですし、痛みがある時~無くなるまで続けるのもお勧めです。特に生まれつき体がドライな人は、冬以外でもこまめにオイルマッサージすると良いでしょう。炎症性の痛みの場合はゴマオイルは避けて冷性のオイルを使うことをお勧めします。

また食事も注意が必要です。
青い葉っぱの野菜やコーヒー、苦みのある食品の多くは、ヴァータを増やす作用があります。青い葉っぱの野菜を摂取する時は、温性のごま油で炒めるなどしてバランスをとりましょう。

ヴァータが増えると、体だけでなく心の滋養も減り、寂しさや不安が起こりやすくなります。こちらも温かいゴマオイルで肌をなでるように、愛を込めてマッサージすると良いですね。体が温まり、潤いが戻り、肌を丁寧に撫でることで心も落ち着き愛を感じます。

アーユルヴェーダでは、ゴマオイルはとても重宝されており、食べてよし、塗って良し、心身の増え過ぎたヴァータを下げて整えるために、大活躍してくれるんですね。
皆さんも、冬のドライでつめた~いエネルギーをバランスするために、ぜひゴマオイルを生活に役立てて下さい。
因みにキュアリングというのは、ゴマサラダ油を使用前に、一度鍋で100度程度まで温めて活性化させることです。それによってオイルの効果を上げることができます。少し多めにキュアリングしたら、保存容器に入れて保存し、使う時に人肌に温めると良いでしょう。

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