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今も、苦しいときはいつも思い出す、ボージバサという小さな集落での出来事。

ゴームク(大牛の頭という意味の氷河)から、10㎞ほど手前の小さなアシュラム(簡易宿泊所)、私はそこで、ヒマラヤの懐に抱かれて、無条件の大きな愛の存在を知った。大自然の中では、皆一つになる、それがヒマラヤという過酷な場所なら尚更の事。

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アシュラムで同室になったドイツ人の女性は、初めてのインド訪問で、すぐに自国に帰らない決断をし、そのまま尼になったという。ちょうど巡礼の最中で私と同室になったのだ。彼女は静かに思いを語ってくれた。

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神聖なキッチンに、寒さで震える私を入れて、一生懸命温めようと、惜しげもなく愛を注いでくれるお爺さんがいた。言葉は分からないけど、ヒンディー語で一生懸命話しかけてくれる。きっと、「寒くないか?温まったか?」とか言ってたんだろう。彼の笑顔はただただ優しかった。

食事の時は、皆で声を合わせ、まるで大家族のように共にチャンティング(マントラの詠唱)をした。重なり合う声、まっすぐで、裏表のない、自他を受け入れた気持ちの良い合唱、ただただ、声というエネルギーを重ねあって一つになる、これが「無条件の愛」、コンディションの無い、ただ全てを包み込む愛なんだと知った。涙が止まらなかった。

その体験は、その後の私の人生の大きな光となり、ヨーガの道を学ぶ礎となった。
今から12年前の事。
(続く)

※写真は全て2005年5月末に撮ったものです


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インド初心に帰る旅