FC2ブログ

※2018年4月末から6月13日まで和代はインドに滞在しています。教室のアーユルヴェーダ研修旅行終了後、現在、ヒマラヤのダラムサラ(チベット仏教の聖地)に来ています。
mankonstreet
ダラムサラの町の中心地のマクロード・ガンジー。ダライ・ラマ寺院はここにある

毎年教室の研修旅行で南インドに滞在した後は、ほぼ必ずこのダラムサラに来る。この時期平地は酷暑。38℃~45℃位になるためとても平地にはいられない。このダラムサラの中心地のマクロード・ガンジーは標高2082m、ちょうどアーユルヴェーダの研修旅行で滞在していたニルギリと同じくらいの標高で、気温も25℃前後とどちらも過ごしやすい。私はインドで平地にいない。いつも山の上で過ごすのだ。

しかしこのダラムサラも年々観光客の増加に伴い大気汚染やごみ問題が深刻化してきて、あまり快適とは言えなくなってきた。今年は過去最悪の空気の悪さで、ヒマラヤの山々が白くかすんで見える。人気観光地のトリウンド山も山頂でのキャンプがポピュラーになったことで、ゴミ山と化してきた。観光地化を進めるには、まずゴミ問題を何とかしなければいけないだろう。

とは言え、ここにくる理由はただヒマラヤの観光地でリラックスすることではない。サウンドヒーリングの先生のセッションを受けたり、普段自分が選ばないタイプのヨガやチャクラワークショップ、瞑想クラスを受けたり、また教室で使うシンギングボウルを購入するのもこの場所だ。そして、今年もダライ・ラマ法王のティーチングに参加する。これらを思えば十分ここに来る価値はある。

「ダラムサラ」とは、「ダラムシャーラ―」がなまった言葉だ。「ダラム(ダルマ/法、秩序、使命など)」と「サラ(シャーラ/場所・家)」の二つの言葉からできいる。ここは社会の秩序や生きる意味、人生の目的について学び悟りを目指すための場所、という意味になる。なんてすばらしい~!ダライ・ラマ14世が、若かりし頃チベットから脱出し、標高5000m越えのヒマラヤ山脈を越えてインドに亡命されてから、このダラムサラの一角のマクロード・ガンジーがチベット亡命社会の中心地となった。今はダライ・ラマ寺院を訪れたり、ヨガやヒーリング、アーユルヴェーダ、各種トリートメント、ヒマラヤのトレッキングなどを楽しむ観光客でにぎわっている。

ここはチベット人とインド人、仏教徒とヒンドゥー教徒が調和して生きるピースフルな町だ。もちろん人だけでなく、猿や牛や馬やあらゆる動物たちも共に生きている。私はこの町がとても好きだ。

☆ダラムサラのチャクラヒーリング体験の記事はこちら
☆神戸のアーラティー教室の月間スケジュールはこちら

※Arati教室の「南インド・アーユルヴェーダ研修旅行2018」が終了し、生徒さんたちが帰国されました。和代は施設に残り3週間のパンチャカルマを受けました。その体験記をどうぞご覧ください。

木を運ぶ女性
インドの女性は重たいものでも平気で担ぐ。たくましい~

今回の3週間のパンチャカルマは、初めの一週間でアビヤンガというフルボディ・オイルマッサージトリートメントとポディキリというパウンディングで毒素を排出するための準備をした。そしてスネハパナという油剤内服を3日間行って、その後ヴィレ―チャナ(小腸からの解毒)を行った。このヴィレ―チャナで地獄を見る苦しみを味わったのだが(私の体質のせいです)、苦労のかいあって、体内のほとんどのアーマを排出することができて、ドクターから「大成功」のお言葉を頂いた。体の毒素を排出してすっからかんになったドライスポンジのような体に、更に体の隅っこの関節や、頭部のまだ少し過剰な粘液を排出するためのトリートメントを受けた。
鼻からの解毒と感覚器官に滋養を与えるナスヤと、ダンニャームランという関節の浄化を6日間、そして最後にピジッチルという5Lの薬用オイルを全身に浴びるトリートメントで、体の隅々まで滋養を与えて再び体が問題を起こさないためのケアが行われた。

パンチャカルマはただ単に「デトックス」と思われがちだが、根こそぎ不要なものを抜ききって、そのあとに適切な方法で滋養を与えつつ、免疫を作り替えたり心身を強くして問題が再発しないようにするところまで行うのが本当だ。それが各個人の生まれ持った体質と現在のバランスの乱れをしっかり見極めて行われるオーダーメイドなのだからすごい。個人のコンディションに合った治療法と薬用オイル、内服薬、ヨガや瞑想、カウンセリングなどを合わせながらホリスティックに健康を高める。私が思うに、アーユルヴェーダはこれ以上ない、病気の治療法であり健康法ではないかと思う。ドクターは、手術は体への暴力だと言う。どうしても必要なケースはあるだろうけれど、極力体に暴力をふるうことなく、自然のハーブやオイル、食事療法、カウンセリングなどを通して、心身にやさしくケアするのが理想ではないだろうか。

アーユルヴェーダは学んでも学んでも奥が深くて決して飽きることが無い。本当に優れた医学であり、生きる知恵だと思う。
今回の3週間のトリートメントのビフォーアフターの血液検査の結果は素晴らしかった。昨年4週間のトリートメントで得た程度の好転反応が3週間で得られた。パンチャカルマは継続すればするほど浄化はよりしやすくなり、効果も高まってくる。私の場合、ここ4年間続けて3~4週間のパンチャカルマを受け続けているから、今の良い状態を維持して、できれば来年はパンチャカルマを受けずに、インターンシップと更なる聖典の学びに進みたいと思う。

また来年も素晴らしい体験ができますように。
来年の教室のアーユルヴェーダ研修ツアーは2019年4月26日(金)から5月5日(6日)までを予定しています。ツアーの定員は6名、申し込み締め切りは11月頃になると思いますので、興味のある方はお問い合わせ下さい。また個人的に施設を訪問したい方、ドクターの紹介状が欲しい方もお問い合わせ下さい。

最後までお読みいただきありがとうございました。次は北インドはヒマラヤの町、ダラムサラでの体験について書きたいと思います。

Om S'anti.
Kazuyo

☆アーラティー教室にて8月から新しい講座「究極のアーユルヴェーダ&ヨーガ講座(全8回)」が始まります。詳細はこちらをご覧ください。早割の締め切りが5月31日です。ヨガクラスのスケジュールはこちら


※Arati教室の「南インド・アーユルヴェーダ研修旅行2018」が終了し、生徒さんたちが帰国されました。和代は施設に残り3週間のパンチャカルマを受けました。その体験記をどうぞご覧ください。

turmeric
ナスヤという鼻からの浄化法を行った後、最後に焼いたターメリック(ウコン)の煙を鼻で吸いこむ。トリートメント後にヴァータが上がるのを防ぐのだとか

ナスヤはパンチャカルマ(5つの浄化法)のうちの一つで、昨年初めて体験した。鼻は脳の入り口と言われ、感覚器官をクリアにするだけでなく、脳細胞の老化を遅らせたり、首や胸のエリアにまでその効果を発揮する。風邪をひきにくくしたり記憶力を向上させたり、老化防止と健康維持のためにも素晴らしいトリートメントだ。瞑想や呼吸法の感覚も変わる。
私は花粉症を軽減させることや、都会の空気で多少なりとも老廃物等溜まっている頭部のカパを減らすべく、今年もナスヤを受けることになった。

ナスヤがどんなものかは、昨年の記事をご覧いただくと良く分かる。http://arati.blog.fc2.com/blog-date-201705.html(パンチャカルマ体験⑥をご覧ください)

昨年は4滴ずつから始まって14滴目で劇的な変化を経験したが、今年は10滴(左右で20滴)から始まった。しかし、二度目のせいかひどい痛みはおこらず、16滴、18滴、20滴、22滴、24滴と良いペースで増やしていくことができた。パンチャカルマは回を重ねていくと浄化が楽になっていくという。昨年に比べると、体のキャパシティーも上がっているようだ。最後までひどい痛みを経験することなく6日間が終了。鼻呼吸が脳に直接届いているような感覚で、瞑想やプラーナーヤーマの感覚もクリアさが増した。(続く)


☆アーラティー教室にて8月から新しい講座「究極のアーユルヴェーダ&ヨーガ講座(全8回)」が始まります。詳細はこちらをご覧ください。早割の締め切りが5月31日です。ヨガクラスのスケジュールはこちら

※Arati教室の「南インド・アーユルヴェーダ研修旅行2018」が終了し、生徒さんたちが帰国されました。和代は施設に残り3週間のパンチャカルマを受けました。その体験記をどうぞご覧ください。

temple at home
毎日のワーシップは大切。健康な体は心から、心はスピリチュアリティから育まれると思う。スピリットのない所に魂は宿らないのだから。花を手向け、香を焚き、マントラを唱える、自分のエゴをドロップして、今日も一日が始まる。


今回初のトリートメントを体験した。ダンニャームラン(Dhanyamlam)という、ちょっとふざけたような名前のトリートメントで、米などの穀類を発酵させた液体を使って行われる。なんと、材料の準備には45日間かかり、トリートメントの仕方も複雑なのでアドバンスコースでも習わない。こんな手間のかかるトリートメントを頂けるなんて有難いことだ。液体にオイルは入っていないが、全身にオイルを塗ってからトリートメントは始まる。

温めて布にしみこませた液体を体全体にかけていくと、体がほかほかしてくる。お風呂に入っているようで気持ち良い。座位、あおむけ、うつ伏せと三つの体位でひたすら液体を浴びて、部分マッサージ(ほぐし)を受けて、また浴びて、ほぐしを受けて、これを二十数回繰り返す。リラックスできるが、体に傷があるとしみるので要注意だ。

これはヴァータ、ピッタ向けのトリートメントで、関節をオープンにして体のこわばりや痛み、アーマを取り除くことができる、様々な関節炎の治療に役立つトリートメントだそうだ。

先の浄化ですっかり関節から毒素を取り除けたはずだが、このトリートメントでは指先やつま先など、細かな関節に残っているアーマ(未消化の毒素)まで取り除けるらしい。しかし冷性のトリートメントなので、体が冷えるかもしれないし、かゆみを感じるかもしれないとのこと。幸い私はかゆみや冷えを感じることは無かったので、予定通り6日間継続することができた。


☆アーラティー教室にて8月から新しい講座「究極のアーユルヴェーダ&ヨーガ講座(全8回)」が始まります。詳細はこちらをご覧ください。早割の締め切りが5月31日です。ヨガクラスのスケジュールはこちら

※Arati教室の「南インド・アーユルヴェーダ研修旅行2018」が終了し、生徒さんたちが帰国されました。和代は施設に残り3週間のパンチャカルマを受けました。その体験記をどうぞご覧ください。

ragidosa
クレープみたいなDosa(ドーサ)と言われる食べ物は、南インド料理でポピュラーな料理。通常は米粉と豆粉を軽く発酵させて作ったペーストで作るが、これはミレット(キビ粉)で作ったもの。シラントロ(コリアンダー)のココナッツチャツネと食べるととても美味しい。蒸したかぼちゃとライムを添えて♪


今回のスネハパナ(油剤内服)3日間と、ヴィレ―チャナ(下剤のようなハーブ薬を飲んで毒素を抱き込んだギーを小腸から出す)の4日間の行程は、私にとって非常につらいものだったが、結果として大成功に終わった。28時間ほど続いたヴィレ―チャナ、トイレの回数はなんと30回で、パンチャカルマの浄化としては最高の結果を出せただろうとドクターからお言葉を頂いたのだ。しかし、なぜ今回はこんなに苦しんだのか。

「日本人でこんなに苦しむのはKAZUYOくらいだよ」

え?私だけですか?

「ヨーロピアンなどでカパコシュタ(カパ体質で消化の働きが遅いタイプ)の人に時々見られるけど、今まで診た日本人では、KAZUYOくらいだ。」と笑顔。

そんなレアケース…、嬉しくありませんが(汗)。
パンチャカルマ開始前にハープ薬などでアグニ(消化力)をフルパワーに上げる方法ってないんですか?と尋ねると、
「う~ん、それは難しい。何か月もかかるよ。カパコシュタは生まれ持った体質だからね。KAZUYOはピッタ・カパだけど、消化力はカパだから、それを受け入れるしかないね。」

は~~~~、つまり、今後もパンチャカルマの度にこんな苦労しなければいけないってことね。せめて、次回は体調をもう少し整えて、消化力をできるだけ高めてからインド入りすることにしよう。でも、頑張ったよ。自分。全ての事には意味がある、苦労するからこそ見えることもある、そう、信じよう。おつかれさま~、私。そして、ありがとうドクター。(続く)


☆アーラティー教室にて8月から新しい講座「究極のアーユルヴェーダ&ヨーガ講座(全8回)」が始まります。詳細はこちらをご覧ください。ヨガクラスのスケジュールはこちらです。